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JR松江駅より車で10分。

バス・松江レイクラインも走っており、近辺には『松江城』、『松江歴史館』や武家屋敷など、松江の歴史を感じる街並みの一角に、普門院はあります。
堀川遊覧船もあり、懐かしい日本風景、築城400年の時を越えその姿をいまだに残す森の自然や堀の美しさを四季を通じて楽しめます。

普門院の概要

称号 天台宗 松高山 普門院(ふもんいん)
電話番号 0852-21-1095
FAX 0852-21-1250
住所 〒690-0883 島根県松江市北田町27

小豆とぎ橋

小泉八雲の著作『怪談』に登場する「小豆とぎ橋」のお話です。
普門院の近くには、その昔「小豆とぎ橋」という橋がありました。この橋には、夜な夜な女の幽霊が現れ、橋の下で小豆を洗っているという言い伝えがあり、この場所で謡曲「杜若(かきつばた)」を謡いながら歩くとよくないことが起きるので、決して謡ってはならないとされていたそうです。

ある日、この世に恐ろしいものなどないという豪胆な侍が、「そんなばかなことがあるか」と「杜若」を大声で謡いながら橋を通ったのです。「ほら、何も起こらないではないか」と笑い飛ばしつつ侍が家の門まで帰り着くと、すらりとした美しい女に出会いました。女は侍に箱を差し出し、「主からの贈り物です」と告げるとパッと消えました。いぶかしく思った侍が箱を開いてみると、中には血だらけになった幼い子どもの生首が! 仰天した侍が家へ入ると、そこには頭をもぎ取られた我が子の体が横たわっていたのでした……。

背筋が凍るような怪談ですよね。今はもう「小豆とぎ橋」はないので幽霊が現れることはないと思いますが、松江城を取り囲むように流れる堀川を遊覧船に乗って巡ると、この普門院橋をくぐった先の川土手で、ふいに女の幽霊のレリーフが現れるとか。
本当かどうかは遊覧船に乗ってみてのお楽しみ。

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