不昧公ゆかりの茶室「観月庵」

松平不昧公も訪れた
歴史ある茶室
観月庵(かんげつあん)は享和元年(1801年)に建てられた細川三斎流の茶室。松江藩七代目藩主、大名茶人 松平不昧公もたびたび訪れたといわれています。
境内の美しい庭園を望みながら飛び石伝いに庭を歩いていくと、「腰掛待合」に着きます。観月庵と共に市の文化財に指定されているもので、天井には宍道湖のシジミ漁に使われていた舟板が利用されています。









拝観時間及び
拝観料の御案内

庵のにじり口を入ると、二畳隅炉の本席が。東側には天井まで開いた大きな窓があり、腰なし障子2枚が建っています。不昧公は、床前に座し、障子を開けたこの窓から東の空に昇る月を眺めるのが好きだったとか。
また、庭には心字池があり、その池に映り込んだ“もう一つの名月”を望むことも。不自然なほど大きな窓だからこそ、月と庭が醸し出す情緒をより深い味わいで感じることができるというわけなのです。
音もなく昇る月、月明かりに照らされた庭、耳に優しく響く葉音や虫の声……。不昧公も感じたであろうそんな風情と共に味わってみてはいかが?
拝観時間 | 8:00~16:00 |
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拝観のみ | 300円 |
お抹茶付き | 900円 |
定休日 | 毎週火曜日 |





