0%

寺庭婦人のひとりごと

ホーム寺庭婦人のひとりごとフモンインツバキ

フモンインツバキ

玄関前   フモンインツバキ


一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
普門院(フモンイン)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
園芸品種名は松江市にある古刹の名からきている。
普門院は藩主松平氏の祈願所として栄えた天台宗の寺院名である。
この普門院にほど近い民家で栽培されていたもので、1980年に山陰カメリアンクラブで発表された。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は小さめの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
早春咲きで、開花時期は1月から4月である。
花8センチくらいの白い一重筒咲きの中輪である。
「移り白」といって、咲き進むと(ごく淡い桃色から)白くなる性質がある。
雄しべは筒しべである

⦿自坊の玄関前に「山陰カメリアンクラブ」さんから寄贈された普門院椿(フモンインツバキ)が今年も花を咲かせています。

PAGE TOP